ゼオライトを利用したカーボンナノチューブの合成
1 東レ株式会社化成品研究所 ◇ 〒455-8502 愛知県名古屋市港区大江町9-1
2 名古屋大学大学院理学研究科物質理学専攻
3 JST,CREST
1 東レ株式会社化成品研究所 ◇ 〒455-8502 愛知県名古屋市港区大江町9-1
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カーボンナノチューブ(CNT)は今までに世の中で見られたことのないような細い材料で,優れた電気伝導性,熱伝導性,機械的強度を有することから,明日のナノテクを支える材料として注目を集めている。CNTが実用化されるためには,品質のよいCNTをリーゾナブルな価格で量産する手法が必要である。また高度なナノテクノロジー実現のためには,直径,カイラリティーを制御する技術が期待されている。ゼオライトを支持体として金属を担持し,その金属を触媒として炭素含有化合物を分解し,金属上にCNTを成長させる方法(CCVD法)を用いると,高純度,高品質のCNTを合成できるだけでなく,ゼオライトの種類を変えることにより単層CNT,2層CNT,多層CNTを作り分けることができる。
Key words: carbon nanotubes; zeolites; CCVD; nano technology
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